こんばんは。半澤光希です。
先ほどネットニュースを見ていまして、このような記事がありました。
「最近の若い人たちは、言われたことしかできない人が多い」
私の周りにはこういう人が少なめなため、「それ本当なのかな?」と思ってしまう自分がいます。
そして同時に、自分で考えて決めて行動できない人は、この先苦労が耐えない人生を送ることになるだろうなとも思います。
自分で決められる人は強い
これまで人は仕事をする上で、上司や先輩の言うことに従い、言われたことをそのままやる言いなり人間が重宝されてきました。
むしろ好き勝手やられて組織の統率が取れなくなることが、仕事に支障をきたしていた時代を生きてきた人にとっては、そこがまだ浸透していない可能性もありますが。
この先の未来、AIやIOT、ロボティクスの技術がさらい進むと、言われたことだけをやっていた人は、仕事がAIに取って代わることになります。
当然、人間の情報処理能力よりもAIの方が桁違いに上なので、人間には太刀打ちできません。
しかし、AIでは人間に到達し得ない領域にある力というものもあります。それは「自己決断し行動に移すこと」です。
AIは過去のデータから答えを導き出すことは得意なのですが、データに無い、答えの無い答えを編み出す仕事は人間にしかできません。
自ら考え、決め、行動できる人になりましょう。
言いなり人間は淘汰されていく
時代の波は泳げない者を容赦なく喰らい尽くしていきます。
自分で決めた行動に責任を持てない人は、少し厳しいかもしれませんが、今回の人生で幸せを手にすることは諦めたほうが良いかもしれませんね。来世があるとも思っていませんが。
ただ、このことは今に始まったことではありません。
以前、とある経営者から瀬戸大橋建設時の、フェリー会社社員とインタビュアーのお話を聞いたことがあります。
インタビュアー「現在、瀬戸大橋を建設中ですが、この橋が完成したらフェリーを使う方が少なくなってしまうのではないでしょうか?」
フェリー会社社員「いや、大丈夫だと思いますよ。これまでフェリーを使って移動していた人もたくさんいますし、船旅も楽しいものですから」
このような会話がされていましたが、結果どうなったかというと、あなたもの想像通りです。当然、瀬戸大橋の完成後、瞬く間にフェリー利用者が激減し、会社は倒産してしまいました。
この話を聞いた時、私はインタビューに応えていた社員が未来を読めていなかったとは思えませんでした。
恐らくですが、何となくこうなるだろうと分かってはいながらも、多分何とかなるだろうと根拠の無い希望的観測で答えていたのではないかと思っています。
希望的観測ではなく、熱意を持て
このような激動の時代を生き抜くために必要なことは、自分で決めたことを目の前の人にロジカルに説明できることと、そのことに情熱を注ぐことです。
この時、気分感情に流され、感情から来る主張をしているようでは、新時代の荒波を超えていくことはできません。
ポジティブと能天気は似て異なりますし、人生を好転させていく上で大事なことは、希望的観測ではなく、ロジカルシンキングと情熱です。
決めることに能力は必要ありません。不安や憶測なんてものは、あなたが勝手に想像しているだけのただの思い込みです。
自分で決めたことを達成する日々を送りましょう。
今日の格言
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判断は頭でするものだ。
けど、決断はハートでするものだ。
恩師
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今回はここで締めさせていただきます。また明日の投稿をお楽しみいただけたら幸いです。
半澤 光希