流行を捉えようてしても捉えられない
こんばんは。半澤光希です。
今日は箕輪厚介さんの講演会に参加をしてきました。
先月末、ご自身初となる著書『死ぬこと以外かすり傷(マガジンハウス)』にの出版記念講演というカタチで開催されました。
イベント名は「バカになって飛べ!」です(笑)
箕輪さんがお話されていたことを実践することで、私の事業規模の拡張に繋がりそうな内容もたくさんありました。今後、さらに仕事が面白くなってきそうです。
今日の講演会は非常にインタラクティブな内容でして、参加者が箕輪さんに直接質問をして、それに対してひとつひとつ丁寧に答えるという流れでした。
その箕輪さんの受け答えの中で、凄くハッとしたことがありましたので、シェアさせていただこうかと思います。
5分遅れの時計の話
この話は、ある参加者の方が「箕輪さんや堀江さんがやってるような仕事の流行をとらえるにはどうしたら良いですか?」という質問に対して、箕輪さんが受け答えされていた時に出た話です。
秋元康さんから教わった話とのですが、絶妙なタイミングで切り出してくる辺りに、箕輪さんの場馴れした経験値を垣間見ることができました。
「時間が5分遅れている時計はいつまで経っても時間が合うことは無い。でも、止まった時計は1日に2回、時間が合う」
秋元 康
つまり、これ流行っていそうだなというものを追いかけようとするのではなく、自分が信じて決めたことを愚直に打ち込むことが大事なんだとお話されていました。
続いて箕輪さんはこう続けました。
「俺はニュースピックスブックを若者の共感を得ようとして始めたわけじゃない。ホリエモンが好き、落合陽一が好き、メタップスの佐藤さんが好き、前田裕二が好きって思いながら仕事に熱狂して本を作っていただけ。そうやって仕事をしてある程度軌道に乗ってきたと思って、ふと後ろを振り返ったら、20代30代の若い、俺に共感している人たちがたくさんいただけなんですよ。だから流行を捉えようとして、俺やホリエモンの真似なんかしても、さっきした5分遅れの時計の話と同じで、永遠に流行なんか捉えられないよ」
改めて流行やトレンドに流されること無く、時代の変化に対応しながら、自分が決めた道を生きようと思えるお話を聞けました。
この他にも勉強になるお話がたくさんありましたが、それはまた別の機会にということで。
徹底的な現場主義者は言葉の濃度が違いますね。
私も生涯現役で、現場主義者であります。
今日の格言
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面白いものは現場にしか落ちてない。
デスクに座っているだけでは、
何も変わらないですよ。
箕輪 厚介
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今回はここで締めさせていただきます。また明日の投稿をお楽しみいただけたら幸いです。
半澤 光希